デュアル実習協定書を締結 高校生の人材育成に協力
地域貢献
JAいび川は2月20日、県立揖斐高校で開かれた、生徒が企業での就労体験を通じて技術や技能を身に付ける「デュアル実習」の協定書締結式に出席し、令和6年度に行う実習の協定を交わしました。4月から生徒1名を受け入れ、子会社の(有)サポートいびと連携し年間20日間の実習を実施します。
実習は、同校普通科の新3年生を対象としたキャリア教育の一環。学校と地域の企業等が連携し、実際に働くことを通じて生徒の職業観・勤労観を磨き、地域に貢献できる人材育成を目指します。
当JAでデュアル実習に取り組むのは、農業に興味を持っているという本間翔さん。「大規模農業について知りたいので、実習を通じてノウハウを学んだり、JAについて理解を深めたい」と意気込みます。本間さんは、水稲の栽培管理や麦・大豆・イチゴなどの収穫作業、TACとの同行訪問など、様々な内容の実習に取り組んでいく予定です。
締結式に出席した当JAの杉山幸弘総務担当常務は「未来を担う若者がJAや農業について興味を持ってもらえることは大変嬉しい。幅広い仕事を体験してもらう中で、ぜひ多くの知識を身に付けてもらいたい」と話しました。