最近の出来事

業務加工用キャベツの収穫すすむ

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 当JAは全農や揖斐農林事務所と連携し、農業者の安定した所得確保や圃場の有効活用に向けて、業務加工用キャベツの生産拡大に取り組んでいます。13経営体が約7㌶の圃場で「おきなSP」や「夢舞台」、「夢ごろも」など、5品種を栽培。収穫が最盛期を迎え、揖斐川町房島の太田義則さんの圃場では12月22日、「翠緑」の収穫作業が行われました。

 今年度は、単位面積あたりの収量増加に力を入れ、1反あたりの平均収量5㌧を目標に掲げ、定植遅れによる収量減少を防ぐため、当JAのTACや担当者らが生産者らに適期定植を呼びかけ、8月中旬から9月上旬にかけて苗の定植が行われました。苗が活着した9月中旬からは、定期的に圃場を巡回し、葉の状態や大きさ、病害虫被害の有無、排水の状況などを確認し、調査結果を踏まえた栽培指導に取り組んでいます。

初秋頃にヨトウムシによる食害が発生したものの、こまめな防除の呼びかけや情報提供により、適切な圃場管理を行ったことで被害を抑え、品質に問題なく順調に生育が進みました。収穫・出荷は3月上旬まで続く見込みです。

当JAのTACは「害虫による被害はあったものの、昨年より生育は良好。引き続き慎重な栽培管理を呼び掛け、安定的な出荷を目指したい」と話しました。