美濃いび茶一番茶初共販が行われました
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特産品である「美濃いび茶」の最盛期に向けて、一番茶の初共販会が25日、揖斐川町のJA全農岐阜美濃茶流通センターで行われました。
揖斐川町と池田町の3製茶組合と個人1名から合計53点、2,993kgが出品されました。共販会には茶商12社が参加し、茶葉を手に取って色や品質を見比べたり、試飲では水色や味、香りを確かめました。
1kgあたりの平均落札額は2,044円となり、最高額は昨年の落札額(1kg8万円)を上回る10万円で、同町の(株)いび茶の里が落札しました。
JA全農岐阜の伊藤善紀副本部長は「コロナ禍が収まり、茶葉の需要は戻りつつある。全農としても美濃いび茶の魅力を多くの方に知っていただくため、積極的にイベントなどを開催し、美味しさを発信していきたい」とあいさつしました。河村三吉共販委員長は「茶業界を共に支えてくれている関係者らに感謝している。ぜひ急須でお茶を淹れていただき、美濃いび茶のまろやかな味わいを楽しんでほしい」と話しました。
一番茶の共販会は5月中旬頃まで実施する予定です。