青年部員が実演! 小学生がドローン防除、水田のみぞ切りを見学しました
青年部
当JAは6月29日、中小水稲栽培体験学習組織と連携し、大野町立中小学校の5年生26人を対象に、学校近くの水田でドローンを使った作業や水田の溝切り作業の見学会を行いました。
同組織は同校や地元の営農組合、公民館などで組織されており、毎年児童らの水稲栽培体験学習を支援している。JAも苗や農業資材などを提供し、活動を後押ししています。
この見学会は今年で2年目。昨年、大野町内で水稲を栽培し、JAいび川青年部員でもある清水誠さんから「時代の流れとともに変化する農業について学んでもらい、農業に対して憧れやかっこよさを感じてほしい」と提案を受けたことがきっかけで始まりました。
直径1メートルを越える大型ドローンを清水さんが操作し、タンクに農薬の代わりに水を入れて防除の模擬作業を披露しました。また、中干しのために水はけを良くするため、機械を使ったみぞ切りも行いました。
見学後には、児童らからドローンのスピードや操作に関する質問が飛び交い、先端技術を活用した農業への理解を深めていました。
同組織の代表を務める堀口次夫さんは「今後も地域と連携しながら農業について子どもたちに伝えていきたい。ぜひ農と食の未来について考えるきっかけにしてほしい」と話しました。